2012年08月21日

苦しむのにも体力がいるんだぜ、

ときどき過去の記事を読み返してみる。
結構ひどい、ひどいとうか、苦しそうな記事もあり、古いほどひどいやつが増える(笑)。
でも、そんなんを眺めながら、なんというかなだらかに小高いところにすっと立っているような感覚になるのです。その裾野の広がりに、その小高い膨らみに、その下を淡々と支えているひどいw頃の自分の記事があるように思う。

その記事を読んでいて思い出す感覚、そこに向かっている時の感覚は、とにかくやたらに掘り返している感じで、あちこちを掘ったり、おなじとこをしつこく掘ったり、しているみたいな感覚で、たまに掘ったとこにもぐってじっと座ってみたり@その場合の体勢は体育座りで(笑)、なにかを積んでいるようには全然感じないのだけど、それは今もそうで、なにかを考えたり、なにかを書いたりしている時の感覚はやっぱり、掘っている感覚、なんだけれど、その結果あらわれているのは穴ではなくて、山、いや山までいかないか、丘ぐらいかな。

そして苦しかろうが楽しかろうが、掘ったことで心身ともに体力つけてきたんだなーとも思う。
気持ちよい姿勢で立って、淡々と進んでいける体力を。
posted by みつこ at 20:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

1年経ってみた

降って湧いたように――ってことばはよく考えてみると、おもしろいことばだよね、天から降るか、地から湧くか、あるいは両方が同時に起こったくらいに、唐突に――1型糖尿病ってやつを発症して1年ちょっとになるようで。

体のはたらきのホメオスターシスというか自己治癒力というか、そもそも自律神経でいろいろな部分が働いて生命活動を行い、維持していること、そういうのってすごいよなーというのを、それを部分的に手動でやらなきゃならなくなって、より強烈に感じることになった。手放しで、すごいよねーって無邪気には言えなくなった。それができないからだを持って生きていくということの意味は、まだわかんない気がする。

でも、ホントになんっとも思ってない、といったら言い方が違うのかもしれないが、なんにも苦に思ってないというか、こまごまとめんどくさいなー、不便だなーと思うことはあれど、根本的に辛いとかいうことがないのは、大変助かっている。最初からそんなふうにすっとこの生活に移行していけたのは、その前までのいろんなことの積み重ねのおかげで、言うなればそれは全部このための訓練だったのではと思うくらいに、絶妙にできあがっている、主観的には。

しかし、今まで気にしたこともなかった血糖値、そもそも自分で測ったことなどないし、正常な数値がいくつなんて知りもしなかったのを、毎日自分で測って変動するのを見て記録する、さらにそれを正常値に近づけるべく自分でインスリンを注入するなどということは、からだフェチwwにとってはこのうえなくおもしろいことであり、わりと楽しくマネジメント(笑)。自分のからだについての新しい視点がたくさんもたらされた1年だったかもしれない。

たった1年の話だけど、振り返ってみれば、生きているということを現実的に考えてみるに、治療しないでいればわりと短期間で死ぬんだろうと思うし、かといってそこまでして治療を拒否しようという意志があるわけでもなく、そういうことを日々、意識したり無意識に感じたりしているうちに、自分の意志で生きている感がより強くなり、逆になぜかなんかの力によって生かされている(行かされている)感も強くなった。

わざわざ生きている、わざわざ生かされている、そう思って生きている。

でもホントはそれってみんなそうなんだとも思う。
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2012年08月19日

いのちを拾った日

そういえば、今日は、入院して治療を始めてからちょうど1年。

拾ったのか拾われたのか。


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2012年08月16日

がんばれがんばれ(LIVE音源)/SION

InterFMの番組内でこないだの野音のLIVE音源がオンエアされた。
曲は「がんばれがんばれ」

ああ、もう私の書きかけのライブの記事とかアップしなくてもいいか、と、みんなこれ聴けばいいよ、って、思うくらいのもんです。いくらことばで書いてもしょうがないっていう、ダイレクトに入ってくるエネルギーというかそういうものがあるんだな。まあ、ぐだぐだ説明は要らないよね、とにかく聴いてみて!

残念なのは、最後の方がフェイドアウトしてCMになっちゃったこと、かな。
ええええ〜〜〜〜!!ってなって、動揺して、もうそのCMのとこを切ってしまいたくなり(笑)、編集とか面倒で普段はできやしないのに、気づいたらやり始めてた、あはは。
やればできる子なんだぞー(笑)。

なので今回はちゃんと編集済みのやつをアップ。
曲だけ抜き出したのと、一応タロヲさんの前説というかそういうのが始まるところからのと、2パターン。
プレーヤーの右の「DL」ってところをクリックでダウンロード可能です。そのまま、プレイボタンで再生するだけもできるけど。

「がんばれがんばれ」2012年8月12日 SION-YAON 2012からのLIVE音源

古川タロヲさんの前説付きバージョン

番組サイト
InterFM 6 O'Clock YATSURA(6時なやつら)

posted by みつこ at 22:08| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月14日

そしてまたゆっくり始めるさ/SION-YAON 2012 with THE MOGAMI

8月12日 晴れ 日比谷野外大音楽堂

SIONはほとんどなんにもしゃべらなかった、いつも以上にしゃべらなかった。
「来てくれてありがとう」とか、「新しいアルバムからの曲を何曲かやります」とか、「楽しいな〜へへっ」、「(夕日に染まった雲を見て)きれいやね〜」とか、あとメンバー紹介(と言っても順番に名前を呼んでステージに呼び込むだけだし)と、アンコール後にもう一回出てきた時でさえも「ありがとう、楽しかったぞ、また来年も元気で会おうな、乾杯!」それくらいだったかな。
他はもうホントにな〜んにも。この曲がどーのこーのとか、アルバムのこととか、これまでのこともこれからのことも、な〜んにも言わないんだ、ただ笑って何度もピースした手を高く掲げて。
そうだ、「41」の時にちょこっとなんか言ってたな、残念ながらよく聞こえなかったんだけど。

だからなおさらに、ひたすら唄を聴いてた、ていねいにていねいにことばを追っかけて。

ライブ全体を通して、SIONが今日ここで唄うことにした唄を聴きながらずっと感じてたのは、ああ、また新しく始めるんだなってこと。新しく、なんだけど、また前みたいに、っていうふうにも感じるような。

ほらよ、また始めるぜって、まだまだ行くぜっていう唄をかき集めてきたみたいなセットだった。でも、気負いなくゆっくりと立ち上がり、立て直し、スタートダッシュじゃなく、ただ淡々と歩き出す、みたいな始め方で。

それからもうひとつは、お前はどうなんだ?って自分自身に問いを向けている感じがした。どうにもならないことを嘆いたり、悔やんだり、人の批判や皮肉を言う時に、それは残らず全部自分のことでもあるんだぜって、そういう覚悟でことばを吐いている、そういう感じがした。

「青と透明」でやさしくやわらかいスタート。
どこかの歌詞を「空の光を浴びる」って言い換えてたのを覚えてる。
「ガラクタ」。なにを唄うかなんて予想してライブに行ったわけじゃないけど、それでもなんだか意外な感じのする選曲。10年くらい前の曲?

濃紺のサルエルパンツに、目隠しみたいのがついた例のブーツ(笑)、白地に黄色い縦ラインと花の図柄が描かれたシャツ。

新しいアルバム「Kind of Mind」から「ひと笑い」、「独り善がりのアウトローより」、「気力をぶっかけろ」、「何処かへ行きたい」、「奈落をぶち破れ」、「まるで誰かの話のようだね」。ずんずん進む。結構たくさんやったなー。なんとなく、前半のこの辺りに新しい曲をやりますっていうのが多いけど、こんなにたくさんやるのは珍しい気もする。

「少々インチキでかまわないから」
最初の2曲といい、この曲といい、最近のライブではやってなさそうなところからの選曲。ライブの定番というワケでもなく、なつかしい初期の曲というワケでもなく。
この曲の「昔田舎の駅の改札のおやじが 「よう、おかえり」って言ってくれたのをなぜか急に思い出す」っていうところが好き。なんの脈絡もなさそうなふと思い出したみたいな光景がそれなのになぜか絶妙なバランスで差し込まれてくるSIONの詞が好き。
ちょっと前ならひっくり返ったニュースも
今じゃ日替わりで そしてすぐに人ごとに

怪物は 街中に すぐ隣に そして俺の中にもいる
・・・
少々インチキでかまわないから
誰か最後まで信じさせてくれ


「鏡雨」
一彦さんのギターが吠える。エンディング前のギターソロがやたら長かった!MOGAMIの演奏もぐんぐん熱くなっていく感じ。SIONも楽しそうに笑ってた。

「Makers Mark」、「がんばれがんばれ」
「Makers Mark」のゆったりとした感じ、最後の「クラッシュアイスに メーカーズマーク注ぎ ゆっくり流すのさ/そしてまたゆっくり始めるさ」っていう歌詞が、じーんと胸に響いてきた。「そしてまたゆっくり始めるさ」っていうことばがなにか象徴的で。そして、そのままゆっくり始まる「がんばれがんばれ」。この曲を唄えるっていうことが、すごくSIONの心情の変化をあらわしているように思った。去年の3月以来、、、ん〜、人によってはこの曲で励まされたって人がいるんだろうとも思うけれども、私は個人的には、これはとてもじゃないが唄えないよね、って思ってた。「いつでもここにいるから帰ってきていいんだよ/そう思えばあとひとつふたつできる我慢も増えるでしょ/がんばれがんばれ、、、」そんなこと言えないよね、帰る場所を失った人、帰ってきていいんだよって言ってくれる人を失った人、がんばってがんばってもうこれ以上がんばれないよって思ってる人、そんな人のことを思ったら、唄えないよこの曲は、って。だけど、アルバムのジャケ写がNT4の険しい表情から、今回の「Kind of Mind」のやわらかい表情に変わったように、SIONの心の内でなにかが変わって、この唄を誰かに向けて唄おうと思うようになったのだろうと思った。それがなんかうれしいなと思った。
「がんばれがんばれ」の部分を声にならないくらいのささやきのような声で唄うSION。それがちゃんと聞こえてくるのがSIONの声の強さ。
後半ちょっと泣いてるみたいに見えた、かすかに声が震えてて、唄い終わるとタオルで顔を拭ってしばらく後ろ向いたまんまだったな。

終盤手前あたりで「もう一回」。またここで、また始めるぜって唄。
これも10年くらい前の曲かな。

そして、ここからは「新宿の片隅から」、「マイナスを脱ぎ捨てる」の流れへ。
「マイナスを〜」、曲後半の間奏で、もう何年前からか「早くはない遅くはない 始めたら始まりさ」って「通報されるくらいに」の歌詞を差し込んで唄っていて、そして、去年の野音で唐突に「政治家よ、評論家よ、先生方よ、恥を知れ」という咆吼が出てきて、何度かそういう風に唄ってたのかな、その歌詞は独立していって「恥を知れ」という1曲の唄になった。そして、今年に入ってからのライブではまたちょっと違うことばになってたんだけど、ここへきてまた、「早くはない遅くはない〜」に戻っていた。

ここにもなんか、そういうこころの動き、変化があったのかなっていうのが感じられた。

 #「恥を知れ」を言うのはもうやめたって、SION自身が語っているのが、雑誌「ローリングストーン日本版」のロングインタビューで読めます。

本編最後は「Hallelujah」。ああ、また「Hallelujah」で終わってくれたってうれしい気持ち。私が一番高く飛び跳ねる瞬間(笑)。たぶんここしばらく、本編最後は「マイナスを〜」で終わってた記憶がある。
「動くパーツをがらがら集めてレースに戻るぜ リタイア?そりゃなんだ?」そーだよ、動く方の手と足で。

アンコールで出てきたSIONは、黒いサテンっぽい生地の、短いマントみたいな服に黒いハット。なんとなく、飄々とどこかに歩き去って行ってしまいそうな感じというか(笑)。

「小さい天使」と「41」。どっちも10年前の野音でもやってたんじゃないか。いま「51」のSIONだけど。
何一つ問題は片づいていない
希望の光とやらも見えてない
ただ不思議だ 怖くない
なんでもやれそうだぜ どうしたんだろうって

こんな日差しの射す朝に
悲しみに暮れて暮らすのは難しい
(小さい天使)

他に取り柄がないから
こいつでもってきたようなもんさ
だからいつものようにじゃらんと鳴らそうぜ
・・・
さあ始まりのベルだ
ゆっくりどかんと行くぜ
いつものようにじゃらんと鳴らそうぜ
(41)


2回目のアンコールは「彼女少々疲れぎみ」、そして新しいアルバムから「お前が好きなんだ・Bang!」
「彼女〜」では魚さんのJazzyなピアノで結構長くイントロが続く、一彦さんがカメラ持って近づいて行ったり、SIONも客席にお尻向けてキーボードに寄りかかって近くで聴いてる、照れ笑いの魚さん(笑)。いや、このままインストで1曲聴けちゃいそうなくらいにステキなピアノが響いて、なんだかすごくよかった。その流れだからもともとジャズっぽいアレンジの「お前が好きなんだ〜」がかなりイイ感じに続く。この曲は私は勝手にたまご(SIONちの娘というか猫というかw)の曲だと思ってる(笑)。いや別にかわいいおねえさんへの思いの丈を唄ったんでもいいんだけど、聴いてるうちにどうしてもやっぱり、たまごにデレデレのSIONの垂れ目が浮かんでしまうのでね(笑)。

「そして あ・り・が・と・う」最後、繰り返すところの終わりで、(CDに収録されてるのは)「もう一回やってやろうって思うぜ ありがとう」なんだけどね、これたぶんもう完全に歌詞が書き換わってるんだと思うけど、必ず「もう一回やってやろうって思うぜ これからだぜ!」って叫ぶんだよね。これがまたビシッとしまる感じがしていい。

最後はやっぱり「このままが」。
この終わり方はもう何年続けているんだろう。ライブの定番のようになって、唄うのが当たり前みたいに思ってしまいそうになるけど、自分に嘘つけない分、この唄は唄えないな、と思うときもあるんじゃないかと思う。たしか去年のツアーの時に言ってた、「このまま」じゃいかんことは世の中たくさんあるが、それでも、楽しいときやうれしいときは「このままが」「このままが」いいと思ってこの曲をずっと唄った、って。

これってセカンドアルバムに収録されてる曲で、25年くらい前の曲なんだよね。そんな曲が、たまに唄われて懐かしー!ってなるのではなく、毎回必ずと言っていいほどに演奏されていて、そういう20年以上前の曲が(それも何曲も)ライブの定番曲になっている、しかも毎年欠かさず新譜もリリースするしその度に名曲を生んでいる、そんな新旧の曲がなんの違和感もなく混在しているライブ。
本人は「他に取り柄がないから…」って照れ笑いするけれど、それを生み出すパワーっていうのは、並大抵のものじゃない。

ひとつのことにいのちを注ぐ姿、結局いつもおなじところに行き着いてしまう、その姿を見たいからまたライブに行くんだな。CDやDVDじゃダメなんだ。空気が動くその場所にいたくてまたそこへ。


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またこれ長くなったな・・・ww
posted by みつこ at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

泣きたがる子

もう全部手遅れなんじゃないのかと
ふと、泣きたいような気持ちになる
ことがある

みんな行ってしまって
わたしはもうそこには追いつけないんだと
へたり込んでしまうような気持ちになる
ことがある
posted by みつこ at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月13日

SION-YAON 2012 with THE MOGAMI セットリスト

「Kind of Mind」発売記念Live
SION-YAON 2012 with THE MOGAMI
2012.08.12 日比谷野外大音楽堂

セットリスト

青と透明
ガラクタ
ひと笑い
独り善がりのアウトローより
気力をぶっかけろ
何処かへ行きたい
奈落をぶち破れ
まるで誰かの話のようだね
少々インチキでかまわないから
鏡雨
Makers Mark
がんばれがんばれ
夕焼け
お前の空まで曇らせてたまるか
もう一回
新宿の片隅から
マイナスを脱ぎ捨てる
Hallelujah

-EC1-
小さい天使
41
バラ色の夢に浸る

-EC2-
彼女少々疲れぎみ
お前が好きなんだ・Bang!
そして あ・り・が・と・う
このままが
posted by みつこ at 12:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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